エッセンス

物事の本質はなにか考えていきたいと思っています。司法書士の仕事のこと、普通の人のIT利用についてもお話ししたい思います。

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債務整理という仕事の終焉

平成18年ころから、「過払い金を取り戻します」という広告が、電車の車内広告、ホームページ、はてはラジオ、テレビコマーシャルまで、大々的に宣伝されてきました。

平成18年1月に、最高裁判決によって、消費者金融やクレジット会社がそれまで受取っていた18%を超える利息は、無効であるとされたことがきっかけになっています。
これによって、消費者金融やクレジット会社は、過去の遡って、受取ってきた利息を返還しなければならなくなりました。
その結果、司法書士、弁護士にとって、過払い金返還請求という仕事が、大きな市場となったのでした。

同じ平成18年の12月、貸金業法が改正され、18%を超える利息での貸付は認められないことになった。その結果、過払い金請求という仕事は、数年の内に収束することが確実となりました。
その後、思ったより長く過払い請求という仕事は続いたが、平成22年9月に、かつて消費者金融最大手であった武富士が倒産したことに象徴されるように、消費者金融やクレジット会社が疲弊し、昨年(平成23年)後半から、本格的に過払い金請求という仕事が終焉する方向に向かい始めたように思います。

私も、過払い金を返金してもらうことで、それなりの利益があったので、余り偉そうなことも言えないですが、弁護士、司法書士が、儲かるということを理由に、大挙して過払い請求業務に殺到したのは、なんだかなぁ、という思いでした。この辺の事情については、また別に触れます。

いずれにせよ、それが本格的に終焉する方向に向かってきたことは間違いはないようです。
大々的に広告をし、人を集め、過払い金返金の仕事に特化して行なってきたところは、今後どうなるんでしょうね。私も人ごとでない面もありますが、これまで、一定量以上の仕事がこないように、債務整理の仕事をするという広告を控え、人を増やさないでも済む範囲で仕事をしてきたので、大混乱になることはないと思います。
それでも、仕事が大きく減ってきたので、何とかしなければとして始めたのが、ホームページを作ると言うことでした。ちょっと遅かったも知れないけど。

そして、この後、司法書士の仕事に、大きな淘汰の時代が来そうです。
今、日本で、ほとんどの事業で、仕事の減少に悩んでいるはずです。士業も例外ではないのですが、司法書士は、簡裁代理権の取得から、債務整理という巨大市場の出現ということで潤っていたのではないかと考えてます。簡裁代理権そのものは、その意義はともかく、そこには利益をあげる市場は限られていたのが、債務整理=過払い請求という巨大市場が出現したことで、不動産登記が減少していても、なんとかなっていた。それが、その巨大市場が一気に消滅するとどうなるか。当然、債務整理の仕事がなくなった人は、他に新たに開拓できそうな市場がない限り、ある程度ボリュームのある従来の登記の仕事に回帰していくでしょう。

そうすると、仕事の奪い合いになり、廃業をする司法書士がでてくる・・・こんなシナリオは考えたくもないですね。

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